柚子湯でヒリヒリ

今日は二十四節気の一つである冬至でしたね。
北半球では今日が一年で一番昼が短い日なので、これからはまた少しずつ日が長くなっていきますね〜
最近は日が暮れるのが早く、一日がとても短く感じられていたので、日が長くなっていくのはなんとなく嬉しいです(^^)

冬至の日には、南瓜を食べる風習がありますが、もう一つ有名なのは柚子湯ですよね。あ、飲むやつ(柚子茶)ではなくて、お風呂に柚子を浮かべるほうです。

江戸時代に始まったそうですが、柚子湯は、ひび、あかぎれや風邪の予防に良いとされています。
「冬至に柚子湯に入ると風邪をひかぬ」ということわざもあるそうですが、科学的にも、風邪の予防だけでなく、血行を促進する働きがあるため、冷え性や腰痛、神経痛などを和らげる効果があるとも言われています。

実は私、柚子湯に入って、浴槽に浮いている柚子を背中でプチュっと潰したところ、その後に背中がめっちゃくちゃヒリヒリして痛い目を見たことがあります(^^;
いやほんと、ウォーって叫びたくなるぐらい痛かったですよ(>.<)
小さなお子さんやお年寄り、肌の弱い人には結構な刺激になることがありますので、ご注意くださいね。

柚子を切らずに丸ごと入れて潰さないようにしたり、布袋に入れて浮かべると、ヒリヒリしにくくなるようです。
シャワーで早めに流すのも忘れずに。
それと柚子湯に入った後は皮脂が結構取り除かれているので、入浴後はできるだけ早くクリームやオイルを塗って保湿したほうがいいですよ〜


さて、今日の1枚はサザンカです。

さざんか

今はあちこちで咲きまくってますね〜
一本の木にたくさん真っ赤な花を咲かせるので、とてもきれいです。

漢字では「山茶花」って書きますが、ん?少しおかしいですよね?
「サンサカ」となら読めないこともないですが…

実は、元は「サンザカ」と呼ばれていたそうですが、言いやすいように言葉が入れ替わってしまい、それが定着してしまう「音位転換」によりサザンカとなったそうです。
音位転換の例としては、、
「秋葉原」→「アキバハラ」→「アキハバラ」
「新しい」→「アラタシイ」→「アタラシイ」

サザンカはツバキ科ということもあり、ツバキの花ととてもよく似ていますが、見分けやすい違いを二つ挙げてみますね。
・ツバキは花がほぼ丸ごとポロッと落ちるが、サザンカは花弁がバラバラになって落ちる。
・ツバキは花が全部開ききらずカップ状のように開くが、サザンカは花がほとんど開ききる。

サザンカの花言葉は「ひたむき」「困難に打ち勝つ
赤いサザンカには「あなたが最も美しい」というのがあるようですよ〜(^-^)