脚のむくみやだるさが気になる季節

ajisai201504

最近、足〜ふくらはぎのむくみやだるさでお悩みの方が急に増えてきました。

むくみはいろんな原因で起こりますが、特に、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしにより、血液やリンパが流れるための補助ポンプとも言える筋肉が動かないこと、あるいは足元の冷えにより血管が細くなり、血行が悪くなって、上半身に戻りきれない体液が血管などの外側に溢れ出て、その周辺に溜まるものが多いのではないでしょうか。

 

上記以外では、塩分やアルコールの取り過ぎ、生理前の女性ホルモンの作用によるもの、腎臓や心臓の疾患が原因になるもの、カリウム不足なども一因となりますが、これらのいくつかが合わさっていることもあります。

季節柄、冷房で足元が冷えることが多くなっていますが、その上、素足にサンダルやハイヒールなどの格好が冷えに拍車をかけることにもなりますので、足のむくみやだるさでお悩みの方は冷え対策をしっかりしておきましょう。

また、慢性的なむくみを放っておくと、下半身太り(特に足首、ふくらはぎ周辺)の原因にもなりますので、その日のむくみは、できるだけその日のうちに解消しておきましょう。

 

むくみでお困りの方は、まずは少しでもむくまないようにすることから始めましょう!
長くなったので、続きは下のリンクをクリックしてくださいね。

腎臓や心臓などの疾患が原因となっている方は、まずはその疾患の治療をしっかり受けるのが最優先ですので、ここでは一般的なむくみについて簡単に書きますね。

・おしゃれも大事ですが、まずは冷やさないように。
特に職場等で一日冷房にさらされるとかなり冷えます。靴下やひざかけなど、冷え対策を十分にしましょう。

・血液やリンパの補助ポンプである脚の筋肉をできるだけ動かしましょう。
座りっぱなし、立ちっぱなしが多い方は、かかとを床につけたままつま先を上げ下げしたり、屈伸をしたり、少しずつでいいので筋肉が伸び縮みするようなストレッチをしましょう。一度にたくさんではなく、少ない回数でいいので、できるだけ頻度を上げておこなうほうが効果的です。パソコンを打ちながらでもできますよ〜

・過剰な塩分やアルコールの摂取には気をつけましょう。
ただし、熱中症の危険があるような状況の時には、適切な塩分摂取も大事ですので、お気をつけください。

・栄養のバランスを取りましょう。特にカリウム不足にならないように。
カリウムは塩分を排出したり、利尿作用があるといわれています。豆類やアボカド、バナナなどいろんなものに含まれているので、特に塩分取り過ぎの方は積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

・脚のつけ根のリンパ節(そけい部)を圧迫するような下着は避けましょう。
脚のつけ根部分がゴムのように線で押さえるものではなく、レースなど面になっているものがおすすめです。

 

それでも脚がむくんでしまったら?

・お風呂でゆっくり温まりましょう。
特に下半身を温めることで血管が拡張し、また水圧がかかることにより、悪くなっていた血液の流れがよくなります。

・足を少し高くして眠りにつきましょう。
ただし一晩中高くしたままというのはオススメしません。大きめのクッションなどに足を乗せて眠りにつき、寝てる間に蹴り飛ばしてしまうぐらいがちょうどいいです。

・お風呂上がりにアロマオイルを使って脚のマッサージをしてみましょう。
スイートアーモンドオイルやホホバオイルなどのキャリアオイルに、精油を1%程度の濃度になるようにブレンドしたオイルでセルフマッサージをしてみませんか?

まずはブレンドしたオイルを手のひらにこぼれない程度に取り、手のひらを擦り合わせるようにしてオイルを少し温めながら広げます。

リンパの流れが滞りがちな部分である、脚のつけ根とひざの裏をやさしく円を書くようにさすりましょう。

足裏を心地よい程度に押しながら、指先からかかとに向かってさすり、くるぶしの周りを円を書くようにマッサージしていきます。

あとは少し圧をかけながら、ふくらはぎからひざ裏に老廃物を流すイメージで。
そしてひざのお皿周りを数カ所指先で押し、今度は太ももを下の方から脚のつけ根に向かって流すようなイメージでマッサージしていきましょう。

 

しっかりマッサージするほうがいいですが、がんばりすぎると続かなくなります(^^;
多少適当でもいいので、できれば毎日やるほうがいいですよ〜

【むくみにオススメの精油】
ジュニパーベリー(利尿作用、老廃物の排出作用…)腎臓病の人は禁忌
サイプレス(体液バランスを整える作用、足のニオイにも^^;)

 

みなけんでも、上記の精油を使ったトリートメントが受けられます。
下半身太りやセルライトが気になる方には、グレープフルーツの精油をブレンドすることもあります。
ご自分でするのは面倒だという方は、ぜひどうぞ(^-^)